星座の境目に生まれた人へ(太陽星座の決まり方)
誕生日が星座の境目にある人は、年によって星座が変わることがあります。太陽星座の決まり方と、当サイトの判定方法を解説します。
「私って何座?」と迷う人が出てくる理由
雑誌やWebサイトの星座占いを見ていると、同じ誕生日なのに、あるところでは「おひつじ座」、別のところでは「うお座」と書かれていて戸惑った経験はありませんか。とくに誕生日が星座の切り替わりの前後にある人は、自分がどちらの星座なのか、はっきりしないことがあるかもしれません。
これは、どちらかが間違っているというより、星座の境目の日付が年によって少しずつ動くために起こることです。多くの占いでは「3月21日〜4月19日」のように、分かりやすい目安の日付で星座を区切っています。けれど実際の境目は、年によって1日前後ずれることがあるのです。
この記事では、星座占いで使われる「太陽星座」がどうやって決まるのか、そして境目の日付がなぜずれるのかを、できるだけやさしく説明します。
太陽星座は「太陽の位置」で決まる
星座占いで「あなたは〇〇座」というときの星座は、正確には「太陽星座」と呼ばれます。これは、あなたが生まれた瞬間に、太陽が空のどの区画にあったかで決まります。
地球から見ると、太陽は1年かけて星空の中をぐるりと一周しているように見えます。この太陽の通り道を「黄道」といいます。占星術では、この黄道を、春分の日に太陽がある点を出発点として、30度ずつ12の区画に分けています。そして、それぞれの区画に、おひつじ座、おうし座……と名前がついているのです。
つまり、太陽が春分の点から30度進むまでのあいだに生まれた人はおひつじ座、そこからさらに30度進むまでならおうし座、というように決まります。ちなみにこの区画は、実際に夜空に見える星座の位置とは少しずれています。長い年月のあいだに、地球の軸の向きが少しずつ変わってきたためです。
境目の日付が年によって1日ずれる理由
太陽が黄道を一周するのにかかる時間は、約365.24日です。ところが、私たちが使っているカレンダーの1年は、365日か366日。この小さな差が、境目の日付がずれる原因になっています。
1年ごとに、太陽がちょうど同じ位置に戻ってくる時刻は、約6時間ずつ遅れていきます。4年たつと約1日分の遅れになりますが、そこでうるう年の2月29日が入ることで、カレンダーのほうが追いついて、ずれが元に戻ります。この6時間ずつのずれとうるう年の調整がくり返されるので、太陽が星座の境目を越える日付は、年によって前後に1日ほど動くのです。
さらに、境目を越える瞬間は、日本時間なのか、ほかの国の時間なのかでも日付が変わることがあります。海外の情報をもとにした占いと、日本の占いで日付が違って見えるのは、このためでもあります。
境目は、二十四節気とつながっている
実は、12星座の境目は、日本の暦でおなじみの「二十四節気」と深い関係があります。二十四節気は、太陽の通り道を24等分して季節の目安にしたもので、そのうち12個が、ちょうど星座の境目と同じ瞬間にあたります。
たとえば、春分はおひつじ座の始まり、夏至はかに座の始まり、秋分はてんびん座の始まり、冬至はやぎ座の始まりです。ほかにも、穀雨はおうし座、小満はふたご座、大暑はしし座、処暑はおとめ座、霜降はさそり座、小雪はいて座、大寒はみずがめ座、雨水はうお座の始まりにあたります。
春分の日や秋分の日が年によって20日だったり21日だったりするのと同じように、星座の境目も年によって動きます。そう考えると、境目の日付がずれるのは、ごく自然なことだと分かります。
当サイトでの判定のしかた
当サイトでは、目安の日付ではなく、1920年から2030年まで、各年の「太陽が星座の境目を越える日時(日本時間)」をまとめた表を使って星座を判定しています。この表は、太陽の位置を天文学の計算式で求めて作成し、国立天文台が発表している暦要項の二十四節気の日時と照らし合わせて、境目の日付が一致することを確かめています。
生まれた日に星座の切り替わりがない場合は、そのまま星座が決まります。一方、生まれた日のうちに星座が切り替わる「境目の日」の場合は、「〇〇座と〇〇座の境目です」と表示し、切り替わりのおおよその時刻とあわせて、どちらの星座にするかを選べるようにしています。はじめは、切り替わりが正午より前なら新しい星座、正午以降なら前の星座を選んだ状態にしています。
なお、生年月日はお使いの端末の中だけで計算に使い、運営者のサーバーには送っていません。
境目に生まれた人の楽しみ方
境目の日に生まれた人は、生まれた時刻が分かれば、どちらの星座かをよりはっきり決められます。生まれた時刻の記録が残っている場合は、表示された切り替わりの時刻と比べてみてください。
時刻が分からない場合や、どちらもしっくりくる場合は、両方の星座の結果を読んでみるのもおすすめです。星座の境目に生まれた人は、隣り合う2つの星座の雰囲気を両方持っている、と楽しむ考え方もあります。
当サイトの結果は、16の星のいきものと12星座の組み合わせで192通りあります。境目の人は、2つの結果を見比べて、「こっちの自分もいるかも」と発見を楽しんでみてください。占いは、あなたらしさを見つけるためのヒントです。